8月26日 その2

本日は快晴なり。
飛行機の小さい窓から眺める眼下に、ほとんど雲も無し。

機内食は、小さいお寿司だったと記憶。
お茶を頼むと、粉っぽい緑茶が来た。
隣の柴ちゃんは、缶ビールを飲んでいる。

つくづく、経験者はこういう時、頼もしい。
決して朝からの飲酒を褒めてるわけではない。
ほっといても大丈夫だな、と思っただけである。

全てが物珍しいからか、志保ちゃんは、よく喋っている。
まぁ心配ないようだ。

済州島に近づいた時に少し揺れたが、無事定刻に到着。

先着の民樹に電話を入れる。

入国審査で、ちょっと緊張するも、特に問題なく通過。

預けていた荷物を回収して、皆、円をウォンに両替する。
空港内の両替所では、１万円や５千円は、既にレート計算を済ませて用意してあり、２秒で交換終了。

１万円が137800ウォン。
７千円だかを指定した柴ちゃんが、中身を確かめると明らかに間違っていた。
戻ってクレームを付ける柴ちゃん。

銀行の出先なのに、結構いい加減だね。
でも、国を出たら本人が自衛するのも当たり前か。

空港には、ミランオンニと民樹が迎えに来てくれていた。
車３台に分乗して、ハルラサンの稽古場へ。

済州島の予想最高気温は30℃前後。
猛暑の日本より、マシだが、湿気がスゴい。
日焼け対策で、林さんが誰だか分からない状態になっている。
色白の人はエライなぁ。

懐かしいハルラサンの稽古場には、新顔の子犬が２匹、増えていた。
本当かどうかは知らないが、来年には売る、とか言っている。
(韓国には犬鍋がある。)
うーん、お国の違いだわ。

荷物を下ろして、掃除を手伝い、昼ご飯を頂く。

今回は４月に比べて、参加団体が３つと少ないので、少しのんびりしている。
済州島の「ノリペハルラサン」
釜山の「チャガルチ」
大阪の「航路-ハンロ-」だ。

なぜMayじゃないのか、と言われると…、
金君が、済州島の演劇祭に行けなかった時が、
民樹とのキムキムユニット、航路-ハンロ-であったからだ。

まぁ団体名がどうであろうと、Mayのメンバーは、金哲義作品を海外で披露する、と決めた。
今回の目的は、それだけである。

話がそれた。

昼ご飯の後、民樹と私は会場の下見に。
皆は近所のスーパーに買い出しに行って、お好み焼きを作る予定。

異文化交流は、胃袋からである(笑)