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マダン劇とは

すいません、最近ブログをサボり過ぎですね。

先月の劇団タルオルムさんの公演以来、
毎日のようにMayの稽古です。
あっという間にバタンキューですよ。

今月の14日~16日、Vi-codeさんで、
マダン劇「碧に咲く母の花」をやります。
どうぞよろしくお願いします。

今回は、対バン(?)じゃないので、我々Mayのお芝居のみ。
約一時間、いつもと違う会場でお楽しみ下さい。

とまぁ、ご挨拶するわけですが、
マダン劇って何?とよく聞かれるので、拙い知識で書いてみます。

マダンとは、韓国語で「広場」の意味だそうです。

緞帳(どんちょう)に仕切られたステージと客席、
という感じではなく、
客席の延長上に演技する広場がある、という感じ。

大衆の楽しみ、或いは土着の芸能から発祥したスタイルだと思います。

4月に済州島で拝見した幾つかのマダン劇から、
私なりのイメージで言うと……

●主に屋外。
三方、又は四方からお客さんに囲まれ、中央にステージ。

●演者の他に楽士がいる。
基本的には、BGMや効果音を演奏するわけですが、
ストーリーに参加する場合もあり。
楽器も多彩。
民族楽器(ケンガリ、チャンゴ、プク、チンなど)から、
キーボードやアコーディオンなどを使う劇団も。

●飲食(飲酒)OK。
というか、劇団側から振る舞う感じでした。
イチゴを配る劇団もあれば、
ナッツの皿が客席を回ることもあり。
唯一の人形劇でも、ミカンを客席に放り投げてました。

●お客さん参加型。
これも劇団によって違いましたが、
お話が始まる前に、前説で「要求」がありました。
この合図がきたら一緒に叫んでね、とか、
造花を持たされて、合図ですくすく育ってね、とか。
役者が客席に侵入して、お客さんと絡むこともありました。
クイズに正解して、お酒を貰ったお客さんもいましたね。

客席も含めて一緒に「遊ぶ」感覚、とでも言いましょうか。
共感や共有を大事にしているように思いました。

他にも幾つか要素があるみたいですが、まぁそれは又の機会に。

何となく、マダンのイメージ、掴めましたでしょうか?

このような要素を全て叶えられる会場は、完全に野外か、屋内ではなかなかありません。
今回の作品は、May風にアレンジしたマダン劇です。

ぜひ、「参加」をキーワードにおいで下さいませ。
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