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4月23日 出発

朝6時、京枝からの連絡で目を覚ます。
迎えにきてもらってるのに情けないザマ。

慌てて着替え、飛び出す。
だんなさん、深夜くん(猫)いってきます。

7時半前に関西空港着。
わりと飛行機には乗るが、国際線は初めて。
朝早いのに、ものすごく混んでいる。
チェックインを済ませ、送りに来てくれた金君、志保ちゃん、愛淑、京枝とお茶を飲む。

8時頃、ゲートをくぐる。
透明なアクリル板一枚向こうに皆がいる。
板に腹を立てても仕方ないのに。
ジャッコと泣き笑いの顔で手を振る。
今から始まりなのに、泣いてはいられない。

手荷物検査と身体検査が終われば、後はスムーズ。

大韓航空の搭乗口へ向かう。
かわいいジェット機だ。
この時点で案内以外の日本語が聞こえなくなる。

飛び立つ間際、金君達がいる展望台が見える。
小さいけど、手を振ってるのわかったよ。

エンジンの轟音とGを感じたら、あっという間に雲の上。

飛行機から町を眺める時は、いつも感傷的になる。
悲しいからじゃなく、自分がちっぽけな存在だと思い知るような気がする。

済州島は近い。
実際の飛行時間は一時間半だ。
大阪から熊本へ帰るのと、30分しか違わない。
長崎の上空を抜けたら、もうすぐだ。

機内食が出る。チラシ寿司。
酢があまり効いてない。
隣の席の中国人はどんな感想を持つんだろう?

やがて到着。
これから入国審査だ。
ジャッコが呟く。
「あ、ジャッコ達外国人なんだぁ。」

入国審査前に気付く。
私達、滞在先の住所知らないぞ!
不審な外国人じゃん。
慌てて民樹に電話する。
『あ、そうでしたね~』じゃないよぉ。
ほんとは適当に有名なホテルの名前でも書けば良かったんだけど。
知り合いのうちに泊まりますと言うと、知り合いの名前を尋ねられ、電話番号を聞かれてOK。
この程度で良かったよ。

荷物を持って出ると、民樹とミランオンニ(ミラン姉さん)が待っていてくれた。

外に出ると、強い日差し。
沖縄のよう。
風は強く、冷たい。
左ハンドル、右車線を走る。
看板が読めない。
外国だなぁ。

ノリペハルラサン(ミランオンニの劇団)事務所まで10分ほど。
先発の高橋さんと柴ちゃんと合流。
民樹と高橋さん、柴ちゃんは、昨日からマダン劇祭のお手伝いをしている。ご苦労様です。

事務所横の稽古場に荷物を下ろして、甘いコーヒーを頂く。
気付けばお昼だ。

5人で稽古場を掃除。
今夜の打ち上げ会場になるんだそうだ。

昼ご飯。
キムチもじゃがいもの煮物も美味しかった。

トラックの荷台に布団と共に積みこまれ、近くの公民館へ。
出演の男性陣は、ここに宿泊するのだそう。
布団を置いて、折り畳み式の机を積み込んだら、再び荷台に。
日本なら捕まってるね。

稽古場の回りは一面畑。菜の花が咲いている。
松の木が生えている。山も見える。
熊本に似ているなぁ。
石垣で畑を囲ったところが沖縄っぽいかな。

しばらく休憩したら、マダン劇祭の会場へ。

次回に続く。
NEC_0047.jpg

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